日記 Audio PCの導入と進捗その4

 最近少々バタバタしており、中々ブログを更新する時間が取れませんでした。
 ある程度落ち着いては来ましたので、徐々に更新ペースを戻していきたいところです。

 Audio PCについての進捗ですが、1月の段階でハード的に導入する物は一段落しましたので、後はその音の把握に努めていました。
 それも概ね終わって、2月からはソフト的な部分に取り組んでいます。ひとまず、すぐに取り掛かれる事という事でプロセスカットを行いました。
 OSインストール後、不要なプログラムのアンインストールや機能の停止等を行い、必要なソフトウェア等を導入した段階で概ねプロセスは150を少し超える程度でした。これを、現状では83まで削っています。
 DANTE関連のサービスが7~8程度は動いているので、一般的なPCだと恐らく75前後、少なくとも80を切る程度までは切り詰められていると思います。

 取り組んだ感想としては、管理ツールから不要なサービスを停止する作業で110程度まで、そこから更にレジストリの変更やその他諸々をして80を切る程度まで減らせる感じでしょうか。
 この辺りまではWindowsの動作そのものに関わるサービスを停止せずともたどり着ける、言い換えれば不要なサービスを止めるだけでもたどり着ける範疇だと思います。まあ、オーディオ以外の用途は考えないという前提は有りますが。
 その為に、Windowsの動作に問題を来したり、最悪一からクリーンインストールなんて事態はほぼ心配ありませんでしたし、実際に一度も問題は起きませんでした。むしろ不要なサービスが減って動作が速く、安定したように感じます。
 但し、ここから先に踏み込もうとすれば、一般的にはWindowsの動作に必要とされているサービスを一つ一つ検証しながら停止して行く必要があると感じます。言い換えれば、「必要な物を削る覚悟」が必要なのかなと。
 個人的にそこまで切り詰めるのはそれはそれで問題にも感じますし、使い終わっても電源をOFFにすることすら躊躇われるような状況にはしたくありません。
 積極的にweb閲覧等をする訳ではありませんが、Windows Updateやセキュリティ関連の自動更新などの為に完全にオフラインにする予定も無いです。
 という訳で、現状はこの程度でひとまず区切りとし、今後はいよいよRoonやqobuzの検証に取り組んでいく予定です。

 因みにここまでやってみた感想ですが、想像以上に効果は有りました。
 ノイズ感が減る効果は有るだろうと思っていたのですが、それ以外にも多方面に効果が有ると言いますか、全体的な地力が底上げされる感覚があります。
 特に音の厚みや質感の改善の方が効果としては大きく感じる程で、こちらはかなり意外でした。

 まあ、今ではRoonを使うのならばRockの存在がありますから、そっちに行った方が安全かつ確実に効果は得られるでしょう。
 と言いますか、成り立ちを考えればWindowsをカスタマイズしてRockに並ぶのは恐らく至難の業の筈です。
 ですが、私としてはDANTE環境を構築していてこれを活かしたいと考えているので、Rockは無理なんですよね。
 そういう訳で今回はWindwosのプロセスカットに手を出した訳ですが、今ではウェブ上に情報が豊富で、無料で行うことが出来て、極限まで行くのでなければそこまで危険も無く、しかしその範疇でも効果は結構大きいので、今でも良い選択肢の一つなのではと思いました。
 まあ、それでもPC一つをほぼオーディオ用途のみに限定する必要は有りますが、ね。