ヘッドホンレビュー
Crosszone CZ-1は独自技術により頭内定位の問題を解決したと謳うヘッドホンです。 詳しい技術概要は公式を参照していただくとして、ざっくりと説明をすればクロスフィード再生の原理をアコースティック的に実現しているという事の様です。 その為に左右のハ…
今回は、東京二日目に少しだけ参加したヘッドホン祭miniと、最終日に訪れたAudio Unionさんで試聴したヘッドホン関連についてまとめます。 両日ともに時間的な余裕は然程無い中での試聴であったため、写真は撮っておりません。特にヘッドホン祭miniは元々別…
少し前にX(旧twitter)でも簡単なファーストインプレを書きましたが、概ね初期エージングを終えたと判断しましたのでレビューを書きます。 この機種は本レビューとは別に後日改めて記事にしますが、初期エージングを終えていない状態(約50時間程度)ではかな…
前回の記事でTHRORについて再評価したいと思ったと書きました。 これについてはいくつか理由があるのですが、一番大きな理由はこれが今まで聞いてきた中で最良の低域再生能力を誇るからです。 この点についてはFocal Utopiaですらかなりの差を付けられていた…
今回はKennertonのOdin Thridiの簡易レビューです。 現在Wodanというヘッドホンが後継機だと思われ、Odin Thridiは既にディスコンです。また、この機種は日本に入って来たOdinの3代目の機種です(Odin Thridiは入ってきていない筈)。 重さは初代よりも多少改…
自作ケーブルでの音は、基本的にノーマルとの比較という形で記載して行きます。【帯域バランス】 帯域バランスはほぼフラットです。ノーマルの時に感じた高域・低域の伸びの「あと一歩」という感覚は、高域に関しては完全に払しょくされました。 低域に関し…
今回はKennertonというロシアのメーカーの、フラッグシップであるThrorのレビューです。 Kennerton Thror Kennertonは以前にOdinの初代とValiという機種が入ってきて以降、一切新機種が日本に入ってこなくなったメーカーです。 ですがそれは日本に入ってこな…
今回は私が所有しているHD650 DMaaとHD660 Sの比較をしようという、非常にニッチな企画です。 そもそもHD650 DMaaとは何ぞやという話ですが、一時期話題となったHD650のカスタム品です。 DMaaというのがカスタムを請け負う工房の名前の頭文字で、ハウジング…
新たな職場の繁忙期だったために時間が空きましたが、ぼちぼち更新を再開していきたいと思います。今回はFocalの開放型・ダイナミック型ヘッドホンである、Utopiaのレビューです。 ダイナミック型においては殆どの人が最高峰である事に同意すると思いますし…
chaconneは水月雨から発売されているイントラコンカ型イヤホンのフラッグシップです。 昨今ではイヤホンの大半がカナル型の為に、イントラコンカ型、それも音質に拘った機種となるとかなり希少です。chaconneはその中でも前作liebesleidに続き非常に高い評…
AKGのフラッグシップクラスの機種なのに、様々な機能がてんこ盛りで微妙に色物系の匂いがするヘッドホンです。定価は17万8千円。 最初にニュースを見たときに、「興味を持つ人は多くても買う人は少ないだろうな」と思ったのですが、やはり案の定で殆ど話題に…
【基本情報】 Hifimanのプレーナーマグネティック型のヘッドホンです。HE1000がgen1、HE1000ver2がgen2、そしてHE1000seがgen3です。価格や特性等は公式ウェブサイトを参照。 gen1もしくはgen2を持っている場合アップグレードプログラムを利用できます。但し…