実は9月の初め頃にFocusrite REDNET PCIeNXを購入していました。これは、DANTE環境でPCから信号を送り出すPCI Express接続のインターフェースです。
本来DANTEは通常のイーサネットポートでは出力できません。では今までどうしていたかと言えば、DANTE Virtual Soundcardというソフトウェアを使って、通常のイーサネッポートを仮想的にDANTEポートとして利用していた訳です。
しかしながら、最近MI Storeのアウトレットセールでかなり割引になっていたので、思い切って購入しました。
このカードを検討する人はそもそもどれだけいるのかとか、いたとして自分で普通に情報を得てるよねとか思わなくも無いのですが、一応感じた所感をば。
1.音質について
これについては結構変わりました。特定の要素が改善されるというよりは全体的な地力が上がる感じで、しかも変化幅は小さくありません。
ぶっちゃけAudio PCを最近新調した時と同等もしくはそれ以上の変化と感じるので、インターフェース一つでこれは凄いと思ったのですが、価格的にも同等以上なのでその面ではあまりコスパは良くないとも言えるかもしれません。
厳密にいえば、こちらがDANTE本来の音でDVSを使っている状態が劣化した音を聴いていたという事なのでしょうが。
2.認識はThunderboltデバイス
Focusriteのドライバは関連の物がまとめてインストールされるタイプ(一応インストール時に選択は出来る)で、しかもその中にPCIeデバイスもあるので勘違いしていました。
PCI Expressで接続するインターフェールではありますが、認識はThunderboltデバイスになります。最初PCIeを選択して音が出なくて焦りました。
因みになぜそんなことになっているかと言えば、恐らくこのカードが公式にThunderboltによる外付けに対応しているからです。実際に公式からREDNET TNXというThunderbolt接続のインターフェースも最近発売されています。
私も今の所はPCI Expressに直接差していますが、いずれ外部化し電源とかもちゃんと整えて行こうと思っています。これはRoon環境でGPUを用意し外部化することと思想は一緒で、結構効果はあるだろうと予想しています。
3.システムの音声を担える
地味にDVSと大きな違いとして、システムの音声出力のデバイスとして選択できる事もメリットとして挙げられると思います。
DVSはOSから認識されなくて別でオーディオデバイスを用意する必要があったので、DANTE自体がそういう物かと思っていたのですが、実際には違うようです。
DANTEを築くような環境でシステム音声がどれだけ必要かという話はあるかと思いますが、とは言え全く無いのも不便ですし、そんな優先順位が低いもののためにわざわざ追加でデバイスを追加するのもそれはそれでどうなのとも思うので、意外と有用な気はします。
特にディスプレイにスピーカーを内蔵していない場合などには思いのほか重宝するかもしれません。因みに私もモバイルモニタを使っているのでスピーカーはついておらず、割と便利になったと感じます。
これまでシステム側の音声はなしで運用していてもそこまで問題にはならなかった(ほぼ音楽を聴くだけの用途なので)のですが、実際に音が出せるようになると意外と大きかったです。
今感じているのはこんなところです。やはり個人的に一番望んでいたところは音質面での改善であり、そこは予想以上に効果があったのでかなり満足度は高いです。特にこういう地力を上げるタイプの改善を得ることは難しいことが多いので。
後は外部化してどうかという話はありますが、その前に以前XでポストしたAudio PCの電源のバッテリー化(HDPLEXのDC-ATXを使用)があるので、まずはそちらが片付いてからですが。
こちらはそこまで急を要するわけでもないので、機種の選定をはじめゆっくり詰めていきたいと思います。