1.Qobuz来ませんね?
12月14日に正式サービス開始と告知されていたQobuz、始まりませんでしたね。
(19:50追記)この点について、プレスリリースでは12月開始とだけアナウンスしていたようで、14日というのはどうも個人発信だったようです。お詫びして訂正します。
まあ、延期するなら延期するで構わないと思いますし、私自身使うかどうかもまだ不透明なサービスです。
ただ、自らが告知した開始日を過ぎているというのに、公式からの声明が無い(12月15日13:00現在)のは、流石に色々とまずいのでは。
そこまで心待ちにしていた訳ではない身としては「何か来ないね?」位ですが、楽しみにしていた方にとってはたまったものでは無いでしょう。人によってはこれに合わせて機材に投資した方もいると思いますし。
取り敢えず公式は、早く何らかの声明を出すべきでは?と思います。
個人的にはsublimeの内容次第な所がありますので、正式サービスが開始されないとそもそも判断のしようがありません。
2.AVACの防音室のヘッドホン試聴サービス続報
Philewebに取材記事が載っていました。
再生環境はTEAC UD-505-XとFiio R7との事です。
この環境をどう捉えるかは人による所があるとは思いますが、ハイエンドクラス的視点からはかなり厳しいと言わざるを得ません。
まあ、実質的にSTAX専用ですかね。ミドルクラス~ミドルハイ位なら何とかなるかな?
でもなあ、UD-505-Xは最も大きい出力のバランス出力でも、32Ω時で700mWしかないので、駆動力という意味では色々と不安が……YAMAHAのHA-L7Aより低い出力しか無いわけですし。
ただ、今後もラインナップを充実させていきたいという事ではあるので、そこに期待ですかね。
3.完実電気がWarwickのBRAVURAを発売するそうで
このニュースは素直に喜ばしい事では無いでしょうか。
価格についても、現在の為替相場を考えるとかなり頑張っていると思います。
海外だとBRAVURAのシルバー単体が一番安い所で1995ドル、シルバーのアンプセットが5995ドルですから、大体為替換算からヘッドホンで15%位、アンプとのセットは5%位しか変わらないです。
ブラックがやけに高いのも、Warwickの値付けがそうなっているだけなので、完実電気は関係ないですし。
アンプはmodel oneの物と一緒(SONOMA-1)なので、そこは注意。これについても、Warwickが更新してないだけです。
これより上の機種となるとシステムとして30000ユーロを超える(≒日本ではほぼ間違いなく500万を超える)Aperioしかないので、実質的にこれ以外の選択肢がありません。
Warwickの方式の静電型を駆動できるサードパーティのアンプなんて無いですし、今後出てくる可能性も限りなく低い。
アナログ入力もADCで変換後にSONOMA-1のDACに入力されるので、DACのアップデートも出来ません。
以前sonoma model oneについて拡張性の無さがネックと書いたのですが、それが現実になった形だと思います。
model oneを最近ヘッドホン祭で試聴した感じでは色々と欠点が見える感じでしたし、それがヘッドホンだけに問題があったとも思えないので、現状では性能的にかなり厳しそうです。
この点についてはWarwickの動きに期待するしかないのですが、海外の情報を追っていてもあまり期待できなさそうな感があるので、買う人にはある程度の覚悟が必要な気がします。