まあ、半分はジョークですが。
Monster Audioの他にも愛用者が一定数存在するαゲルについて、ようやく最初の検証を行いました。
と言っても、単純にαゲルの効果だけでは無く、足元から硬質系インシュを除くことを含んでいます。
結果としては、デメリットがほぼ無くメリットは多数……というか、今まで何やってたんだと自問するレベル。
検証はPremier HPAを用いて行ってますが、一番大きい効果は足元をアンダンテラルゴのSM-3TX(チタン製のスパイク受け)から自作の杉+蜜蝋のインシュに変更した事。
元々、横浜ベイサイドネット製の硬質系の複合材インシュを使っていて、そこからSM-3TXに変えたのでその時点では良いインシュだと認識していたんですが、逆にそれが良くなかったのかなと思います。
どこが出展かはもう忘れたのですが、「スパイクに対してはちゃんと金属系の硬いスパイク受けを使わなければ意味が無い」という情報を見ていたことも徒となりました。
特に効果が大きかったのはピアノで、今までは音に余計な響きがかなり乗っていた(特に高域側)ようです。
そして、低域の重心も割と下がり、より癖のない質感に。
αゲルを更に土台の下に使った所、基本的には上記と同じ様な効果が更に現れ、こちらも結構大きな変化でした。
こちらは単体で見ると先の対策より効果は大きくないのですが、それでもインシュレータとしての効果としてはかなり高い気がするので、やはりその威力は大きいのではないかと思います。ただ、それよりも硬質系の素材を取り除く方が効果が大きいのかなと。
土台は特に変わったところのない木の板材が素材なので、ここも早目にちゃんとしたボードを作りたいところ。
そして、αゲルの使用箇所を段階的に増やしていきたいと思います。
インシュレータ等足回りについては、元より軟質素材を使い振動を吸収する方向で色々と試す予定でしたが、効果を体感して俄然モチベーションが上がりました。
ただ、やり過ぎによるデメリットもあるとは思うので注意が必要だとは思いますが、元々あまり振動を吸収する方向での対策はやって無かった(低床除振台くらい)ので、しばらくはこのまま突き進んで良いかなと考えています。