日記 次回作るメインPC構想の話

 以前ツイッターで少し触れたこともあるのですが、現在のメインPCはLGA2011-3世代のXeon2CPU構成です。
 CPUを海外の中古サーバー落ち品を使って、格安で完成品の販売しているPCショップを見つけ、思わず試してみてしまったという所ですね。
 その後あれこれ手を入れながら性能を上げてきましたが、根本的に組み直さないとどうにもならなくなってきたので、次のPCの構想を練っています。
 特に、1スレッドあたりのパフォーマンスの低さがネックになる事が出てきたのが大きいですかね。マルチコア性能は今でもそれなりの性能はしてるんですが。
 私の使用方法的に別にサーバーやワークステーション用の構成に拘る必要も無いので、一般的な構成で組む予定。
 それならば、MONSTER AUDIOに記載されているオーディオ用PC制作関連の情報を、なるべく取り入れたいなあという事で色々と構想を練ってます。
 と言っても、私は用途別にPCを複数台組むというのはやりたくない派なので、あくまでメイン使いするPCを考えつつ取り入れられる所だけを取り入れるという感じです。


マザーボードはEVGA Z790 Classified
・CPUはIntelの13世代Core i5-13500以上
GPUは現在使っているRTX3080を流用
・メインドライブはM2.SSD 2TB or 4TB
・メモリはDDR5 PC-6800前後の16GB×2 or 32GB×2
光学ドライブはPioneerのプレミアムモデル(BDR-S13J-X)
・電源はCorsair AX-1000 or AX-1600(AX-1000が優勢)


 マザーボードは当該記事のコメント欄のやり取りから、面白そうなものがあったのでチョイス。
 フラッグシップのDARK K|NGP|Nもありますしそちらの方が性能は良いのでしょうが、価格差が結構ありますし、その割に性能は1割変わるか?という程度なので、個人的にはこれで充分かなあと。
 それに、Classifiedがセカンドラインと言っても、一般的には充分ハイエンドに属するかなり高品質な構成ですしね。
 因みにDARK K|NGP|Nの方は21フェーズ電源回路の14層PCB、Classifiedの方は19フェーズ電源回路の12層PCB。
 メモリはDARK K|NGP|Nが8000Mhz+の×2スロット、Classifiedが7800Mhz+の×4スロット等が主な違いでしょうか。
 他にも違いはあると思いますが、細かい仕様については公式を参照してください。

 CPUについてはZ790 Classifiedを使うので必然的にitel CPUになります。
 基本的にi5-13500前後を境にコスパが悪化していくので、今後の市場価格の変動も見ますがこの辺りが基準になるかなと。
 それでも検討するのはCore i7までですが。
 と言うのも、現在は大きな計算パワーが必要になるならGPUを利用する事が多く、CPUの性能を限りなく良くという時代では無い事(皆無ではないが)。
 i7とi9の性能差がさほどない割に値段の上り幅が大きい事等が理由です。まあ、これはハイエンドの常とも言えますが。
 とは言え、ある程度のCPUパワーが無いと今度はGPUが本領を発揮できなかったりするので、それを考えるとやっぱり最低でもi5 13500辺りは必要かなと。
 ただ、CPUの世代的には13000番台でも、i5 13500は12世代ベース、i7 13700KFは正真正銘13世代という事で、後々の事を考えるならばi7 13700KFですかね。特にシングルスレッド当りの性能を重視するならi7 13700KFになりそうです。

 GPUは当然最新のものが良いのでしょうが、取り敢えず初期費用を抑えるために現在使用している物を使いまわします。RTX3080もまだまだ普通に使えるGPUですし。
 なお、普通にグラボとしての利用(要はゲームなど)も沢山ありますし、動画エンコードもそれなりに行うので、PCIE×16に直差しします。そうでないと性能をフルに使えないので。
 他には、いくら音質的に良いと言っても、実用性の面でHDDに戻れる気がしないので、システムドライブはSSDで。今の所同じ容量で殆ど価格差が無いので、SATAでは無くM2にします。
 音楽を保存するドライブをHDDにするかは要検討、ですが昨今の状況を見るとSSDにするかもしれません。

 メモリは最低でも32GB、使用するアプリケーション的にはあればある程良いので、実際に組むときに市場相場を見て決めます。
 仕様的に7800Mhzまで行けると言っても、ギリギリを狙うと価格の上がり方が半端じゃないですし、安定性の問題も出てくる可能性が高いので、多分6800Mhz前後に落ち着くのではないかと。

 光学ドライブは選択の余地なし。と言うか、オーディオPCという括りでなくとも、ある程度の質を求めるならばpioneer一択状態ですが。
 CDのみに限るならばplextorの過去の製品もあるのでしょうが、今から購入するのは非常に難しいですし、実用上の問題も大いにあるので、実質的に選択肢からは外れます。
 なお、DVD書き込みが出来るようになった以降のplextorのドライブは、CD専用モデルの頃のplextorとは別物なので、注意が必要です。少なくとも、pioneerのドライブを差し置いて買うようなものでは無いと思います。

 電源はこの構成なら1000Wで足りると思うので、態々AX-1600にするのは気乗りしません。
 勿論容量だけではない違いがある可能性もあり、容量が過剰であっても音質的にはAX-1600の方が良い、という可能性も多分にありますが、今のところはそこまでする気にはなれないという所ですね。


 とまあ、今考えているのはざっくりこんな感じです。予算的には、恐らく30万円は超えないはず。
 実際に組むのは大分先だとは思いますので、その時に改めて市場調査をして色々と決めたいと思います。
 まあ、多分に妥協が入ってますけど、私のスタンス的にはこの位で丁度良い塩梅だと思いますし、それでもそれなりに良いPCは組めると思うので、恐らくこれより上になる事は無いかと思ってます。