Eclipse384を使ってみてひとまずの感想

 Eclipse384を使い始めてそれなりに時間が経った訳ですが、ひとまず現状掴んでいる特徴などを書いてみたいと思います。
 もしかしたらこれを中古で狙っている人もいるかもしれませんので、多少の参考になればということで。ウェブ上には殆どユーザーの記事や情報発信が有りませんしね。

 

1.デジタル出力の品質は非常に高い
 現在私がEclipse384の音質について、きちんと確認できているのはデジタル出力だけなので、まずはこれについて。
 非常にレベルが高く、PCのマザーボードに実装されているUSBポートに直つなぎの時点でPC>Intona(USBアイソレータ)>Prism Sound Lyra2や、PC>Intona>Prism Sound Lyra2 >mutec mc-6(サンプルレートコンバータ)の品質を軽く超えます。
 なお、IntonaにEclipse384をつないでいないのは、後述の相性問題が発生したからです。
 流石にマザボのUSBポート直結はどうかと思わなくもないので、PCI Express接続でそれなりの品質のUSBポートを増設しようかと考えています。
 Macro Qを導入するのも面白そうですが、ちょっと博打要素が大きいでしょうか。

 音質の傾向としては、非常に余裕があり情報量が多く、全域で滑らかで豊かな音という感じです。
 脚色ではなく、あくまで自力の情報量の多さで豊かな音と感じる点が素晴らしいです。
 また、その情報量のおかげか、一つ一つの音に中身が詰まった凝縮感というか、密度の高さを感じる点もよいです。
 以前の環境も自分なりに悪くないと思っていたのですが、比較するとやや余裕がなく滑らかさに欠けた音だったのだなと思います。
 DACやヘッドホンアウトの音質の確認はこれからやっていきますが、デジタル出力でこのレベルならDACはそうそう悪いことにはなっていないだろうと思っています。
 ヘッドホンアウトに関しては、私はオーディオインターフェースで音のいいヘッドホンアウトに出会った試しがないので、あまり期待はしてないです。


2.接続に対してはシビア
 かなり前の機種だからということもあるかもしれませんが、私の環境ではPCとの接続に対して結構シビアです。
 まず、繋いだままではまともにWindowsが起動しません。たまに起動しますがお祈りゲーと化します。これはいくつか対策をして治ったかに見えたのですが、再発し現時点でも完治には至っていません。
 一旦外して起動後に接続すると何事もなく認識し、以降も全く問題なく安定して使えるので、起動時にコンフリクトを起こしているのだとは思いますが、ちょっと手詰まり感があります。
 システムのエラーログを確認すると以前Lyra2が不安定になった時と同じエラーが頻発しているので、ちょっと対策が厳しいかもしれません。
 Lyra2の時は結局様々に手を尽くしても改善せず、挙句に次のWindows Updateで何事もなく安定するようになったので、もしかしたら同じように治る可能性はあります。
 ただ、症状の発生の仕方からちょっとその可能性は低いように感じるので、もう少し追及してみるつもりです。
 一旦OSが起動して認識されてしまえば非常に安定しているので、使用時も不安定ということではありません。なので一応運用でカバーできる範囲ではあるのですが、あまり気持ち良いものではないのでもう少し頑張ってみます。
 もっとも、私が使用しているPCがXeonのデュアルCPUやECCメモリなどのワークステーション的な構成なので、これが原因だったとしたらお手上げですが。

 また、IntonaのUSBアイソレータを挟むとデバイスエラーとなり認識されなくなります。これはもう完全に無理そうなので、Intonaを使うことは諦めました。
 公式でも接続について多くの注意書きがあり、PCから供給されるUSBの電源電圧に非常にシビアなのかな?と捉えてます。
 注意書きが電圧の変動に絡むものばかり(消費電力節約系の設定は全てOFF推奨など)なこと、USBハブの使用を禁じていることなどがその理由です。Intonaが駄目な理由もこのあたりに理由がありそうです。
 Intona自身も接続機器に対して電源供給は行っているのですが、ここまで注釈が入るようだとちょっとした違いで認識にエラーが起こってしまいそうに感じます。
 いずれにせよ、IntonaだけでなくUSBアイソレータ系の機器は、接続できないリスクが高いと考えた方が良いかと思います。

 

3.本体の発熱はそこまで
 使用していると若干熱を持ちますがほんのり温かい程度で、ラックマウントも概ね上下に空きを作らなくても大丈夫そうです。
 ただし、そうは言っても全く発熱しない訳でも無いので、流石に上下に発熱が大きい機器を持ってくるのは避けた方が良さそうに思います。
 また、ラックに入れない場合は足がなく筐体を地面にべた置きになってしまう為、インシュレータ必須です。

 

4.アナログ系統の機器とは分離しよう
 とりあえずの音出しの確認の為に、Formula S(HPA)と同じタップに電源コードを接続したら盛大にハムノイズが乗りました(音楽を慣らしても聞こえるレベル)。
 これは別系統にさしたらあっさりと消えたので、一部アナログ系統の機器と相性が悪いのかなと考えています。
 単に私の環境だけの問題なのかもしれませんが、電源に対してもそれなりにシビアな可能性があります。
 実際に導入する場合は、電源品質についてもある程度気を付けた方が良いかもしれません。

 

 今のところ気付いた点はこのような感じです。
 DACの出力の品質にしてはもう少し時間がかかると思いますが、いずれDA-N5と比較する形で検証してみたいと思います。

 あと、twitterに投稿したRMAAの結果なども記事としてそのうちまとめたいと思います。