最近台風の影響で停電があり、その影響かメインシステムで使用している逢瀬 WATERFALL POWER 502Lの方チャンネルが故障してしまい、音が出なくなるという事態が起こりました。
それで、修理に出している間サブシステムで使っていたTEAC AX-505で代用し、本日修理から戻ってきた訳ですが。
故障直後にAX-505に変えた時も、POWER 502Lを改めてメインに戻した時にも思いましたが、やっぱりPOWER 502Lはコストパフォーマンス抜群だなあと。
AX-505に変えた時にまず思ったのは、音がかなり人工的に聞こえる、情報量が少なすぎ、音がひどくかさついている、といった感じでした。最初は、逆相で繋いでしまったかと疑ったくらいです。
なお、AX-505の名誉のために言っておきますが、別に音質が悪いってわけじゃないと思います。
ウェブ上の評価は調べる限りむしろ高いですし、同価格帯では鉄板の機種でしょう。
以前所有していた知名オーディオの想(発売時定価が大体25万円位のプリメイン)と比較しても、全く遜色のない音質でした。
そもそもAX-505は15万円前後のプリメイン、POWER 502Lは約25万円のパワーアンプですから、音質差があるのは当たり前です。
また、KEF REFERENCE 1を鳴らすという事が、AX-505にとっては荷が重かったというのもあるかもしれません。
ただ、それらを全て差し引いて考えても、音質的な乖離があまりにも大きすぎるんですよね。
それで、やはりPOWER502Lが25万円程度だということ自体が、特異な事なんじゃないかなと思う次第。
良いパワーアンプを探している方は、是非試してみて欲しい機種です。