日記 高速接続可能なNASを作りたい

 オーディオに限らずNASがあると何かと便利なわけですが、高速にファイルをやり取りできれば更に便利だよねという話。
 最近大分前に買ったQNAPのNASが壊れたので、そのリプレイスも兼ねて色々と検討しています。
 一応現在ElecomのNASを使ってはいるんですけど、元々法人用のNASでこれはこれで便利なんですが、メディアサーバが無い(かつ追加も難しい)など個人用途としてはちょっと不便な面もあったりするのですよ。
 また接続速度も1Gbpsなのでお世辞にも速いとは言えないですし、大量のデータをやり取りする際にはそれなりに時間がかかります。
 出来れば速度が10GbpsのNAS作れたら良いよねえ、という事で色々と情報収集してみました。
 取れそうな手段は概ね3つほどでしょうか。

1.素直に市場のNASを買う
 昨今では個人用NASでも10Gbps対応の製品も出てきており、選択肢に困らない程度には揃っています。
 このレベルの速度になるとストレージはM.2 SSDが必要になってくるわけですが、もちろんそれも対応しています。
 ですがまあ当然ハイエンドラインになってくるわけで、値段もお高い。NAS単体で10万円程度は最低でも見込む必要がありそうです。
 ストレージを2TB×2のミラーで組むことを考えると、総額は概ね15万円程度でしょうか。

2.ミニPCをNASに代用する
 選択肢は限られますが、ミニPCをNASに代用する手もあります。候補はMinisforumのMS-01。
 これはM.2 SSDが3枚させて、かつデフォルトで10G SFP+が2つ、2.5G RJ45を2つ持っているので、うってつけの製品です。
 ベアボーンCore i5なら6.5万円以内で買えそう。中古ならCore i9でも7~8万円位。
 システムはまあUbuntuとかLinux系の無難なディストリビューションを入れれば良いでしょうし、ガチるならTrueNAS Scaleもありでしょう。
 システム用SSD、メモリは手持ちに余りがあるので、必要なのは共有ストレージ用SSD×2のみとなり、NASを買う場合と同等。
 必要総額は概ね10~11万円程度を見込めば足りるかな?という感じ。

3.ミニPC用マザーボードを使い完全自作
 Ali Expressで売られているミニPC用マザーボードを使い、一から完全に自作する方法です。
 Ali ExpressにはミニPC用マザーボードが豊富に売られており、CPU+マザーボードで考えると非常にコスパが良いです。拡張性もそれなりにあるので、最初はHDDのみで運用開始し、後々SSDを追加するなどの段階的な導入も可。
 フォームファクタMini-ITXもしくはMicro-ATX、欲しいスペックを備えたマザボが概ね3万円前後でしょうか。ちょっと妥協すれば2万円程度まで下げることもできますし、それでも市販のNASよりは高性能なCPUが選択できるので問題ないでしょう。
 10Gbpsのネットワークポートを備えているマザボは結構高価なので、PCIEにネットワークカードを挿す事で対応します。これが概ね1万円位。
 電源、システム用SSD、メモリは手持ちに余りがあるので、追加で必要なのはストレージ用SSDとネットワークカード、出来ればコンパクトなケース。
 OSはミニPCをNASにする場合と同じくUbuntu等のLinuxディストリビューションのどれか。費用総額は概ね8万前後といったところでしょうか。

 とまあ、調べた感じこれらが主に取れそうな手段であり、今の所2か3の選択肢にする予定。自分の勉強にもなりそうですし。
 2の利点は国内で調達可能なこと、出来上がりがきわめてコンパクトに収まることであり、デメリットは若干費用が嵩むこと、ミニPCとしては破格の拡張性と言ってもどうしても限られる事です。
 3の利点は最も費用が安く収まること、拡張性に優れることであり、デメリットはどうしてもAli Express等の中華系ECを利用しなければならないこと、ミニPC程コンパクトに収めるのは極めて難しい事です。
 まあ、切迫した問題でもないですし、優先度もそこまで高くないので、今後も情報収集を続けながら検討を続けたいと思います。